こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2025年5月1日


 今日はとてもいい天気ですね

海の上はぼんやり霞んで大島は見えませんが、新緑と海に囲まれていると

いかにも自然の中に生かされているという感じが実感出来ます

今日の様な日は残された時間を無駄にせずしっかり生きて行こうと思えますね

で、その今日ですが、

今日は娘が平塚で高校の競技会があるとかで、朝競技場まで送って行ったきりで

その後特に何をするでもなく、今こうしてパソコンの前にいます

明日世界が滅ぶとも私は今日リンゴの木を植える、はルターでしたっけ

私もリンゴの木を植えなければなりません

今、リンゴの木は何でしょうか、まずはこの発信を続け、他の方法を使っても

何かを世に問うということでしょうか

まずは焦らず少しずつ始めることにしましょう



5月2日

 今まで月に1回書いて何とかぎりぎり継続していましたが

今後は暇な時間が出来たので、出来れば毎日書いてみたいと思っています

 今日はいい陽気で鎌倉辺りはゴールデンウイークのインバウンドの行楽客で

ごった返して、いつものことですが江ノ電は乗り残しが出る始末でした

そんな時でも黙ってお上品に乗るのを諦めて粛々と次の電車を待っているのは

明らかに日本人と思しき人ですね

オーバーツーリズムにより地元住民が迷惑を被っているのは明らかです

せめて一般住宅街の中は部外者は進入禁止にするとか

自治体は何か対策を考えているのでしょうか

治安が悪くなり犯罪が起きてからでは遅いと思うのですが、、



5月4日

 今日はゴールデンウイーク後半真っ只中という感じでしょうか

相変わらずここ鎌倉辺りは、インバウンド旅行者がごった返していたようです。

私はさすがに少し学習しまして、日中は江ノ電には乗らないことにして

あの勘弁してもらいたいような人の渦からは、少し距離を置くことが出来ました

まあ歩道を歩いていても邪魔は邪魔ですが、あの満員電車みたいな

ことはありませんからね


 さて今日は何の話をしましょうか

今一番話題になっているのは米の値段が高い、ということでしょうか

これは、初めから下げる意思はないのだから、下がるはずはないのです

農水省と国会議員とJA農協はJAの利益を目的に一体になって動いて

その見返りに選挙の時票田という位ですから議員は票にして貰う

という構図になっていて、今回の場合米価を下げるとJAの損失になるので

絶対米価が下がらないように動いているのでしょう

しかもさも下げようとしているように見せて、備蓄米を放出してみせますが

放出する先は90%以上JAで、JAは備蓄米を放出する分通常の米を

抑えて放出しているので、米価が下がる訳はないのです

上記三者の思惑通りですから、特に驚くようなことはないのでしょう

ただ我々消費者がJA(農家)を儲けさせる為に高い米を買わされ続ける

というだけのことのようです

 ただこの高い米価を維持するとかいうことが、将来を見据えた日本の

産業としての稲作を維持拡大していく為に必要なことなので

今は苦しいところだけど、日本の米を守るために必要なことなんだと

いうような崇高な目的の為に今もう少し我慢していただきたい

という農水省の理念に基づく方針であることを祈りたいものですね



5月5日

 今日も七里ガ浜界隈は、絶好のお散歩日和でした

まあ多少の外国語の大声位は我慢しましょう

 昨日は米にまつわる政府、農協の利権の悪口を書いたので

今日は国会議員の味方をしましょうか

 
 このところずっと国会議員はお金にまつわることで批判されていますが

反対の意見は聞いたことがありません

本当にこれで良いのでしょうか

政治家が自由にできる金がないということは政治家に力がないということです

どうして選挙で選んだ政治家に力を与えないのでしょう

国会議員ともなれば諜報というレベルの

秘密で精度の高い情報も必要でしょう

朝日新聞の誰と誰は韓国のスパイだとか、沖縄県庁の誰は中国に

操られている要注意人物だとか、日本を守る為に必要な情報を集めて

その上で政策を考えて行かなければならない、というものではないのでしょうか

諜報というものはただで得られるものではないでしょう

いろんな裏金のようなものも必要だろうし

時には生命にもかかわるようなことをして、手に入れる類のものでしょう

日本以外のほとんどの国は、諜報機関を持っていて実際に動いていて

領収書の要らないお金を当然のこととして動かしているのは周知の事実です

お金がなければ何も出来ません、何もしなければ誰からも批難されませんが

そんな何もしないでお金も使わないような政治家じゃ、いても仕方がないでしょう

 昔、三井物産に就職した先輩が言っていたことですが、社長が言うには

君達1000人〜2000人位の社員が何もしないで遊んでいても何も問題はない

そのうちの一人が2000〜3000億の仕事をして他の奴らを養ってくれれば

それで良いんだ、会社とはそういうものだ

そしてそういう奴はこの壇上に立っているがね

と、そういうものだそうです

 国会議員だって、政治家のほぼ全ては文書費、交際費、政策立案費を

自分の選挙の為と私用の飲み食いだけに使っても

その中の一人、二人位は日本のことを考えて、お金だけじゃなく命も賭けて

動くような政治家がいれば日本はいろんな危機から救われ守られるのではないか

と、そんな気がするのですが

やっぱり三菱商事方式にみんなで毎日コツコツとじゃないと駄目でしょうかねえ



5月6日

今日は雨

久しぶりの雨も落ち着いて良いものです

こんなこと言っていられるのは、仕事をしなくても良い身分に

なったからのことで、まあ好い気なものである


 外国はどうか知らないが、日本の風土として良いことは言わないで

悪いことは誇大にして盛んに訴える、ということがあるようである

 今まで生きて来て、春闘で満額回答などということは

見たことも聞いたこともなかったが、ここ1〜2年満額回答みたいである

労働組合側が遠慮深いのか、経営者側が優しいのか知らないが

いずれにしても労使の闘争としては何かしっくりしないものがある

つまり会社としては儲かり過ぎるくらい儲かって、労働者も希望通り

賃上げしてもらって満足している状況ということだ

ならば何故そう言わないで相変わらず給料が上がらないとか

物価上昇に追いつかないとか、文句を言うのであろうか

 実は今、トヨタなど始まって以来の収益の上に円安も加わって

関税が24%とかいろいろ言われているが、そんなものは

企業の増収分で賄われてしまう程度で特に困ってはいないとか、、

 好景気と物価高の消費税の増税分で政府の税収だって

とんでもない位増えているだろうことも想像に難くない状況である

良いことは言わないで悪いことばかり羅列して嘆いているようでは

対策どころか現状の正確な分析すら出来ないと思うのだが、、

どこかで誰か偉い人がうまくやっていることを期待するばかりです

‘儲かりまっか、ぼちぼちでんなあ’は大阪だけではなかったようですね



5月9日

 どんよりした1日が暮れようとしている

少し雨も降って来たようだ

 ボーボワールの言葉を思い出す

女に生まれるのではない女にならされるのだ、みたいな言葉で始まる

第二の性という長い難解な評論文を書いた、サルトルのパートナーだ

人は60歳を超えたら人類になるのだ、と言ったのもボーボワールだったような

気がする、そんな言葉が頭の片隅に残っている

つまり自分のことはもう終わりにして、人類という集団のことを考えて生きろ

というような意味だったと思う

まあ確かにもう自分の為には十分生きたと思ったら、今度は人類全体の為に

何か出来ることはないか、そんなことを考えても良いのではないか

そんなことを考えさせるのは肌寒い夜の雨のせいなのだろうか



5月12日

生殖後も長く生きる動物は人間だけだそうである

シャケみたいに雌の卵子の上に全身で快楽に震えながら精子をかけて

それであっさり一巻の終わりの方が、どれだけ生物としてすっきりして理解し易いか、、

人間だけ生殖後も長く生きることについては、昔からいろいろ議論があるが

私としてはこんなふうに理解している

 動物的に生きる為に必要な能力は、人間も他の動物と同じように若い世代が強い

つまりオリンピックに出たり、大学受験の為の勉強をしたりする世代だ

そして他の動物と同じように、この世代は筋力、持久力、記憶力などが強く

また少しでもこのような能力の高い遺伝子を持った子孫を残そうとして

互いにより高い生物学的能力の持ち主や身体のバランス(容姿、容貌)の良い相手を

求めて生殖行為をする

ここまでは、他の動物と同じで異論のないところだろう


 ところがここからが人間だけが他の動物と違って面白いところである

人間だけが脳の前頭葉というところが異常に発達していて(想像力をつかさどる部位)

ここは年齢を重ね鍛錬すればする程、能力が伸びるという驚くべき特徴を持っている

だからとっくに生殖能力のなくなった高齢者でも、努力次第で政治家や大学教授等の

権力者や知識人になることが出来(むしろ実際にはほぼ高齢者で占められている)

人類全体に大きな影響力を持つことが出来るようになるのである

初めはサルの群れなら一番強いものがボスになるが、人間の場合は村の長老みたいな

存在がリーダーになっていたということだったのだろう

それがだんだん顕在化、細分化、合理化して

現在のような高齢者支配の社会になったのではないか、と想像できる

今、おいしい食べ物を調達できる、今かわいい子供を生むことが出来る、よりは

前頭葉を使って想像力を駆使して少し先の未来の事まで考えた種が生き残って来た

ということなのであろうか、ダーウィンさん



5月19日

このブログを毎日書こうなどと大きなことを言いましたが、病気療養中の身でもあり

そうそうは書けない状況ではあります

まあ以前の月に1回よりは多少は増えていると思いますが、、

ただまた明日から入院することになってしまいましたので、少しの間お休みです

また元気に退院したら再開しますので、しばしの間お待ちいただければと思います

皆さんもお元気で



5月27日

皆さん、こんにちは

おかげさまで、元気に退院することができました

今日はwalkingでえのすい(江の島水族館)に行って来ました

平日の昼間にえのすいに行ったのは初めてだと思うのですが

そこは休日とはまったく違う景色で、幼稚園の団体さんで一杯なのでした

たまたま昼食時間だったようで、イルカショウの会場は父兄同伴のグループ、

幼稚園児と先生のグループなどが入り乱れて、弁当を広げているのでした

どこかの幼稚園の先生達の弁当がシュウマイ弁当だったのが印象的でした