こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2025年9月4日


 9月に入って漸く朝夕の暑さが少し緩んで来たでしょうか

これから台風が来るたびに、少しずつ秋の気配が進んで来るのかもしれませんね

ただ新聞によると、今年イギリスでは1884年以降でもっとも暑い夏になったということでしたが

6〜8月の平均気温が16.1℃ということでした

イギリスって寒い国なんですねえ

今年の夏はスペインで最高気温47℃を記録した、なんていうニュースもありましたが

一口にヨーロッパって言っても広いのですね



9月12日

 今、窓から見える景色は、海の上かなり低いところまで黒い雲で空に蓋をされたような

どんよりとした大島の見えないグレーの海が広がっています

このところやっと少し涼しくなってきて、ちょっと歩いて出かけてみようかという気になって来ましたね

実のところまだほとんど車ですが、、

 そうこうしている内に、世の中は自民党の総裁が辞任したりして、また政治の季節が来たようですね



9月20日

 漸く涼しくなってきましたね

世界陸上の選手たちにとっても、少しは楽になって来たでしょうか

女子20q競歩で日本は今日初めて銅メダルをとりましたね

女子やり投げの北口選手は、右肘を痛めていたようですから

野球肘的な状態だとすると、トミー・ジョン手術等が必要なのかもしれません

 それにしてもオリンピックのシーズンになるといつも思うことですが

日本でも毎回大騒ぎして重要視しているメダルの意味ですね

これは、世界陸上もオリンピックも国別対抗戦の意味合いが強いので

各国3人しか代表選手として出場できないことになっています

だから順位として意味があるのは三位までで四位以降は意味がないということです

つまり、例えば世界陸上100m走で4位に入ってもアメリカやジャマイカで10位の

選手の方が速い可能性はいくらでもあるということですね

ゴルフの全英オープンのように参加者のうち半分がアメリカ人でも自由に参加できる

個人競技であれば、8位入賞すれば世界で8番目ということになりますが

世界陸上のように各国3人しか出れないのに、5位入賞だから世界で5番目という

言い方をするのはどう考えてもおかしいですね

 みんな分かっているけど、こんなことで難癖をつけるのも大人げないから

まあいいんじゃないということなんでしょうけど、真剣に人生をかけて

一つでも順位を上げようと取り組んでいる選手に対して

こういう態度の方が不誠実ではないでしょうか

 アメリカでオリンピックがいまいち人気がないというのは

こういうことが最もはっきり感じられる状況だからなのかもしれません

アメリカで4位の選手も報われるようなもう少しフェアーな制度はないものでしょうか



9月22日

 今日は漸く少し秋らしい朝を迎えた感じでしたね

そろそろぶらぶら歩いて世の中を感じることが可能な季節になって来ました

 世の中は、今日自民党の総裁選が告示になって、また政治の季節が始まったようです

せめて自民党の総裁選位は有権者を馬鹿にせずに

まともな議論をして選ばれてほしいものですね

 本来ならリベラルな政党は、税金を上げて社会保障を充実させるとか

学校の授業料をただにするとか、大きな政府を目指すもののはずです

保守的な自民党等の政党は、税金を下げてその分社会保障は自己負担的な要素を大きくするとか

ガソリンの暫定税率は維持して、道の整備は車を運転する人に負担してもらう等

小さな政府を目指すものでしょう

 つまり消費税を下げて、行政サービスを低下させるとか国債を発行するのがいいのか

その逆がいいのか、そういう選択をするのが選挙のはずです

中学校位の社会の授業を受けていればこれ位のことは誰もが分かっているはずなのに

こんな当たり前の議論にならないのはどういう訳なのでしょうか

 まあ民主主義は最低の政治制度だが他よりはマシだ

と言ったチャーチルの気持ちがよく分かりますね